基本情報
- 名前:松本 滉平(まつもと こうへい)
- 生年:1997年1月9日
- 出身:東京都品川区
ダーツを始めたきっかけ
何か趣味を見つけたかった社会人1年目
25歳のとき、僕は「自分には夢中になれる趣味がない」と気づきました。
社会人になり、仕事に追われる毎日。休日もなんとなく過ごしてしまい、このままではもったいないと思いました。
「せっかくなら、熱中できる趣味を見つけたい」──そんな気持ちから、学生時代に楽しかったダーツを思い出しました。
ダーツプロになるまでの軌跡
初めてのダーツは近くの快活クラブ
「1人でも気軽にダーツが投げられる場所」と検索して出てきたのが快活クラブでした。
それまでネットカフェにほとんど行ったことなかったですが、勇気を持って行ったのを今でも覚えています。
早速投げてみたのですが、最初は本当に下手すぎてダーツが刺さらず隣の人の方に飛んでいってしまうこともありました。お兄さんのを邪魔してしまい、恥ずかしさと申し訳なさでいっぱいでした。
それでも、隣で投げていたお兄さんが驚くほど上手くて、「自分もこんなふうになりたい!」と強く思った瞬間を今でも覚えています。
ダーツスクールとの出会い
もっと上達したいと考えて通い始めたのが、近所のダーツスクールです。
握り方やフォームといった基礎を教えてもらい、「ここなら絶対に上達できる」と確信しました。
さらに、そこで仲間がたくさんでき、ライバルと切磋琢磨しながらダーツを楽しめるようになったことが大きな転機でした。
ダーツ中心の生活へ
いつの間にか、スクールで学んだことを週末に快活クラブで試すのが習慣になりました。
ダーツを始めて3ヶ月後には自宅にダーツボードを購入し、家でも練習できる環境を整えました。
気づけば、仕事以外の時間のほとんどをダーツに費やすようになっていました。
先生からの一言「じゃあプロを目指しましょう」
ダーツがどんどん楽しくなってきた時、ダーツスクールの先生から「どこまで目指しますか?」と言われました。
私は自分でもよく分からなかったので「できるところまで目指したい」となんとなく返答しました。
そうすると、先生から「じゃあプロを目指しましょう!」と言われました。
自分は驚きましたが、プロになれるならなりたい!と思った大きなきっかけでした。
プロ試験を本気で受けようと思ったきっかけ
ダーツプロになりたいと思ってから、プロ試験に合格する期日を決めようと思い「30歳になるまでにプロ試験合格しよう」と思っていました。
また、プロになることが目標ではなくプロの世界でも戦えるプレイヤーになりたいと思っていたため、レーティング16になってから受けようと決めていました。
しかし、レーティング16の壁は大きく今現在も達成しておりませんが、プロ試験を受けようと思った大きなきっかけが2つありました。
1つが、周りのダーツ仲間でプロ試験に合格した人が増えてきたからです。早くプロになった方が良いとは思いませんが、身近なプレーヤーがプロの舞台で真剣に戦い多くの経験を得ている姿を見て、自分も早く深い経験をしたいと思いました。
2つ目は、覚悟を決めたかったからです。ダーツ仲間と阿佐ヶ谷にあるtricoというダーツバーに遊びに行った際、そこのダーツバーがプロ試験受けられるダーツバーであることを知りました。ダーツ仲間から「今試験受けちゃえば?」とノリで言われ、その日にプロ試験を受けることとなりました。
そこで、始めに受ける試験項目でもあるSHOOT OUTに合格し、「今日から1年以内にプロ試験合格しよう!」と決意が固まりました。
プロ試験への挑戦
そして、SHOOT OUTを合格した2ヶ月後の2025年2月に改めて阿佐ヶ谷のtricoさんへ行き、まだ合格していない項目を受けました。
実力が足りていないこともあり、なかなか合格できませんでした。しかし、試験を受けて約4時間後、やっと全ての項目に合格することができ、晴れてプロダーツプレーヤーとなりました。
